3号

大学の授業。これ受ける意味あんのかなとか思いながらも5限までがんばった
外に出るとゲリラ豪雨のような夕立のような
台風3号が今日の夜東京を通過するらしい
傘持ってきてよかったと安堵しながらも小さい折り畳み傘はとても窮屈で、濡れないようにリュックを抱えて駅まで歩く


自転車に子どもを乗せたお母さん。びしょ濡れになりながらも急ぐその姿に既視感があった


あーーわたしが小学生のとき
母が仕事を終え小学校の学童保育に迎えにきたはいいものの外は全然いい感じじゃないゲリラ豪雨で、だけど帰らずにいることはできないからはやくと母に急かされ自転車に乗せられてびしょ濡れになりながら家まで帰った
あの時私はまだなにもこの世界でこの社会で自分を守って生き抜くことの難しさなんて知らない、考えたこともないただ純粋で無垢なふたつ結びの女の子だった。まだ母に結んでもらっていたふたつ結び。傘だってあの時は大人の傘じゃ大きすぎた
レインコートを着た小さな男の子は、短パンから出た足を濡らしながらただ黙って親の後ろに乗せられてわたしの横を通り過ぎた
親はいつまでも親
切り離したくなってもそう簡単に切り離すことはできない親は死んでも親だから
今夜も親の持論で私の憂鬱は片付けられてしまうのかとかそんな意味のないことばっかり考えちゃって
いっそのこと自分の意思主張18歳の必死な訴えをも押し殺して親の持論にまとめられてしまえば楽になるのかなとか思ってしまう、めんどくさいことに立ち向かう気力なんて今はない




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